みついし昆布の効用
昆布は古くから縁起物として利用されてきた経緯があり、その食用記録は平安時代に遡ります。その効用は、歴史が証明しています。
昆布は海からの贈り物
昆布は、カルシウム・ビタミン類・鉄分・ミネラル・食物繊維をたっぷり含み、低カロリーのアルカリ性食品です。
カルシウム : 丈夫な骨を造り、骨粗鬆症予防に効果的。
食物繊維(アルギン酸) : コレステロールを減少させる。食塩の体内への取り込みを抑える。便秘を解消し、有害物質を体外へ排泄する。
アミノ酸(ラミニン) : 血圧を下げ、高血圧・脳卒中を予防する。
エネルギーゼロ : 肥満防止(成人病の予防)。
ヨード・鉄・ビタミンC : 肌に潤いとツヤを与え、シワを予防する。
ガン抑制効果の可能性を持っているフコイダンなど有効成分も豊富に含まれています。
昆布は・・・
|
牛肉の
|
牛乳の
|
カルシウム
|
142倍
|
7倍
|
ミネラル
|
19倍
|
23倍
|
鉄分
|
2倍
|
39倍
|
ビタミンA
|
17倍
|
5倍
|
ビタミンB1
|
7倍
|
16倍
|
ビタミンB2
|
19倍
|
3倍
|
ビタミンC
|
13倍
|
-
|
満腹中枢を刺激する噛みごたえ
かむことによって、アドレナリンの分泌が増え、肝臓に貯蔵されているグリコーゲンが血液中に放出されて血糖値が上がります。すると満腹中枢が刺激されて満腹感が早まり、食べすぎを防ぐことができます。食事の前にかみごたえのある酢漬けこんぶをよくかんで食べれば、自然と食事量を減らすことができ、ダイエットにも適しています。
栄養満点の粉末昆布
粉末コンブは、コンブそのまま粉末にしたもので、コンブの栄養素を丸ごととることができます。代表的な栄養素として、水溶性の食物繊維であるアルギニン酸カリウムとフコイダン、不溶性の食物繊維であるセルロースとアルギン酸カルシウム。さらに、ミネラル(無機栄養素)であるヨウ素、鉄。また、ビタミンA・B群などが豊富に含まれます。
昆布と他食品との相乗効果
昆布+大豆→サポニンが昆布を柔らかくする
・消化吸収を助け、ヨードの過剰摂取を防ぐ。
・動脈硬化の予防効果倍増 昆布と大豆製品
・昆布を柔らかく吸収しやすくなる。
・みそ、塩分を昆布が吸収し、風味が増す。
昆布+魚→ビタミンD
・成人病の予防効果
・カルシウムの吸収を助け、骨粗鬆症予防 昆布+ニンジン→βカロチン
・ガンの予防効果倍増
昆布+イカ→タウリン(松前漬など)
・肝機能の向上
昆布と大豆製品
・昆布を柔らかく吸収しやすくなる。
・みそ、塩分を昆布が吸収し、風味が増す。
昆布+ニンジン→βカロチン
・ガンの予防効果倍増