みついし昆布のこだわり

こだわり其の一 産地

みついし昆布は100%天然昆布

「みついし昆布」とは学術用語であり、一般には「日高(ひだか)昆布」と呼ばれています。みついし昆布は北海道の旧・三石(みついし)町(現・新ひだか町)を主産地とし、日高沿岸一帯に生息。水深10~15mのところで成育しています。

当社の「みついし昆布」は、この地域で採れる天然昆布を100%使用うま味も、香りも、栄養もまるごと封じ込めて、天然のまま食卓にお届けしています。

 

 

 


こだわり其の二 製法

100年以上も変わらず受け継がれてきた製法011

昆布漁は毎年7月1日に解禁され、10月末まで行なわれます。収穫した昆布はその日のうちに乾かさなければなりません。晴天が少ない年は収穫量が減り、供給量を確保するのが非常に大変です。

漁は午前3時過ぎから準備開始。通常は午前5時過ぎには旗が揚がり漁を開始。昆布は7~8mの磯舟に乗って、鎌を使わず力で引き抜きます。収穫量に応じて10時~12時頃まで漁は続きます。

 

収穫されたみついし昆布は、早朝から浜辺に敷き詰められ、たっぷりと太陽の光を浴びます。砂利浜の小石の空間は、ほどよい通気をもたらし乾燥を促すと共に、浜風によりじっくりと昆布にうまみが凝縮されていきます。独特の風味は、この天日干しでしか出せないもの。高品質の伝統は、まさに浜の宝となっています。

 

 

015

7月に収穫した昆布は天日でしっかり乾燥させうまみを凝縮して、初出荷は9月上旬頃になります。

100年以上も変わらず受け継がれてきた製法は、今もしっかりと極上の品質を守り続けています。

 

 


こだわり其の三 格付

物ではなく人を見て昆布を買う

昆布が生育するそれぞれの浜には漁業組合が定めた規格があり、その規格に基づいた商品が出荷されています。葉幅が広く、肉厚のものは1等や2等に、多少短いものや細いものは3等や4等の商品として結束されます。

等級が高いほど生育状態がよく、旨味成分が多いとされています。

みついし昆布では、一等品・二等品を中心に取り扱っています。また、パッケージには等級表示ができないものもありますが、「物ではなく人を見て昆布を買え」の先代の教えを守り、厳しい基準で仕分けしている漁師との長年にわたって築かれた信頼関係が、良質な昆布の確保につながっています。

漁師さんは昆布の命であり、そんな浜から届ける良質の昆布を、これからも守り続けたいと思います。

 

 

→みついし昆布の効用

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